ACTIVITY REPORT

【活動報告】芸術専門学群がインドネシアにて「In-between Studies 2026」を実施しました。

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2026.9.4


芸術専門学群開講「現代美術論A」の非常勤講師で海外招へい教員の北澤潤先生を中心に活動をした。
このプロジェクトのテーマである「In-between Studies(あわいの学び)」は、日本とインドネシアという距離/時間的隔たりを越えた学びの場をつくるプログラムだ。言語や文化の違いを体感しながら、その間の役割(In-between) として立ち回り、アートを通した学び合いについて考えた。
今回、筑波大学芸術学学位プログラムの大学院生8名が、2週間にわたりジョグジャカルタを訪れた。前半の1 週間ではジョグジャカルタの博物館や多くのアートスペース、それから精糖工場やマングローブ林、もちろん市場やワルンを見学し現地を知ることから始まった。ジョグジャカルタで見聞きした物事へのそれぞれの視点をもとに、後半の1 週間でこれからの作品につながるアイデアをプロトタイプとして形にした。動物を追い払うことと愛でることの境界、大きな歴史と個人の歴史との交差、布の反復と精霊、言語と価値観の異なりなどである。


ジョグジャカルタの有志の学生たちと協働しながら、彼/彼女らは交流と共同制作を通して、それぞれの視点を発展させた。本ショーケースでは、こうしたプロセスから生まれた作品を展示し、同時にワークショップをひらいた。それぞれの作品が物語ることと同等に、このプログラムをとおして両国の参加学生たちが
ある種の国を超えたコレクティブを形成していったことに意味がある。こうした連帯は、リサーチの期間をともにするだけではなく、「ともにつくる」という時間によってより確かなものになるとあらためて学ぶことができた。分断やヘイトが高まる現代の国際社会において、他者を見知らぬ存在としてではなく、身近な隣人に感じられる場や想像力が一層必要となる。このプロジェクトのテーマである「In-between Studies(あわいの学び)」は、他者の文化と自国の文化との間(あわい)に立ちながら、言語を越えたコミュニケーションを共に生みだすアートの可能性を模索した。