ACTIVITY REPORT

【活動報告】本学卒業生との協働で、フィリピンにおける多文化共修~食料サプライチェーンの災害リジリエンス~ を実施しました

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2026.10.14


2026年8月22から9月1日にフィリピンを舞台に多文化共修を実施しました。25名の筑波大学の学生たちが参加し、現地で22名の学生との協働を実施しました。現地実習では、8つの混成チームに分かれ、自然災害の被害を受けやすい遠隔地の農家を訪問しました。農家との交流を通じて、災害リスクの高い地域における食料供給網の実情や課題について、現場で直接学びました。また、地方自治体の行政機関、中小企業、非営利団体(NPO)など、これらの課題の解決に取り組むさまざまな関係者も訪問しました。学生たちは、こうした経験から得た学びを、提案の共創に生かしました。

各チームは地域の関係者に向けて提案を作成し、発表しました。提案には、日本で活用されている技術や取り組みが取り入れられ、フィリピンの状況に応じて応用・導入する可能性が盛り込まれました。例えば、あるチームは、筑波山のケーブルカーから着想を得て、カカオ製品の輸送にケーブルカーシステムを活用することを提案しました。また、ほかのチームは、再生可能エネルギー、人工知能(AI)、工学、バイオテクノロジーなど、それぞれの専門知識を生かした提案を行い、CRISPR-Cas9を活用して災害に強い作物を開発する可能性についても検討しました。

今回の活動は、既存の連携機関であるセントラル・ビコール州立農業大学(Central Bicol State University of Agriculture)との関係をさらに強化するとともに、新たにビコール大学(Bicol University)との連携を築く機会にもなりました。両大学は、今後も地域が抱えるさまざまな社会課題をテーマとした多文化共修活動を継続することに強い関心を示しました。また、プログラムの連携パートナーであるPHLIGHTも、今後の多文化共修活動の実施や、学生の提案のうち選定されたものの実現に向けて、支援企業・団体の開拓に積極的に取り組んでいます。


活動報告書(PHLIGHT株式会社作成)