NEWS

【活動報告】GASSHUKU in 大子町:茨城県大子町の地域課題解決を目指す多文化共修

カテゴリー:

2026.7.15


 2026年7月3日~6日に茨城県大子町の地域課題解決を目指す多文化共修が行われた。この共修では、商店街の振興、気候変動に伴う獣害など農業にかかる問題、インバウンド観光客への対応等、茨城県大子町が有する課題の現状をフィールドワークを通して調査し、国内外の多文化視点で解決法を提案する。課題の解決策がステークホルダーの生活にどのようなインパクトを与えるかを具体的に示すために、マンガのストーリー形式での提案を発表する。

 2026年7月1日に、事前学習会を行った。ここでは、研修先である茨城県大子町の概要と課題、デザイン思考とマンガストーリー作成法をビデオ教材にて学び、学生・スタッフの顔合わせ、学生4名およびメンター1名(TA、職員、外部支援者)からなるグループに分かれて討論を行った。
 続いて7月3日-6日に大子町にてフィールドワーク、ワークショップを行った。7月3日から5日にかけてのフィールドワークにおいては、グループごとにそれぞれが設定した課題に関係する事業所を訪問し、現地視察および現地関係者に対する聞き取り調査を行った。7月5日はフィールドワークの後、大子町営研修センターにてワークショップを行い、フィールドワークの結果をもとに、課題およびターゲットとなるステークホルダーの抽出、解決法の策定、課題の解決がステークホルダーの生活をどう変えたのかを、マンガのストーリーの作成によって考察した。

7月6日には大子町交流拠点施設「B.B.D」において、公開成果発表会を行った。成果発表会においては、各グループが取り上げた課題とその解決法、マンガのストーリーのプレゼンテーションを行い、聴衆として参加した地域住民、事業者、大子町職員と意見交換を行った。成果発表の後、大子町副町長より、参加者ひとりひとりに研修参加証が授与された。


 研修終了後の7月8日には筑波大学附属図書館にて、学生12名、スタッフ7名が参加して事後学習を行った。事後学習ではグループごとにこの研修で学んだこと、気付いたことを発表した。発表の後、研修実施責任者より修了証が手交された。


学生、交換留学生フィールドワーク、ワークショップを通して、プログラム、専門領域、学年の壁を越え、グループごとおよびグループ間の一体感を醸し出していた。英語の不得意な学生もいる中、学生間のコミュニケーションは英語および日本で行っていたが、日本人学生は英語の、留学生は日本語の運用能力が目立った向上が観察できた。
 ワークショップで取り上げた課題は昨年に比べ具体性を増していることが観察された。また、マンガストーリー作成を通して、課題と解決法を期待通りステークホルダー目線で捉えることが出来ていた。全てのグループにおいて、マンガ作成に関し当初設定したプロットの作成と言う目標を超えて、AIを用いたマンガ作成まで到達できていた。