NEWS

【NEWS】多文化共修から、未来を共創する人材へ~TGSWで筑波大学の取組と成果を発信~

カテゴリー:

2026.10.9

2026年10月2日のTsukuba Global Science Week (TGSW)において、ソーシャルインパクト推進室は「Shaping Global Startuppers: Co-Creation for Global Futures」を開催しました。本セッションは、筑波大学における「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」の成果報告会にも位置付けられています。

本フォーラムには約100名の事前登録があり、学内外から多くの参加者が集まりました。当日は、午前中に文部科学省「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」の採択校連絡会議も開催され、全国の採択大学から参加した関係者にも本フォーラムを参観いただきました。筑波大学の取組を共有するとともに、採択校間で今後の国際化・ソーシャルインパクト創出について考える機会となりました。

報告会では、永田恭介学長、文部科学省佐藤邦明参事官による開会挨拶に続き、池田潤学長特別補佐が本事業の取組概要を紹介しました。その後このセッションの最大のハイライトの一つである学生発表では、多文化共修プログラムに参加した学生が、それぞれの経験や学びについて英語で発表しました。

学生発表では、単に「海外に行った」「異文化を学んだ」という経験にとどまらず、多文化共修を通して自分自身の考え方や行動がどのように変化したのか、また、その経験が進路や将来のキャリア、社会との関わり方にどのような影響を与えたのかが語られました。
一人ひとり異なる背景や専門分野を持つ学生が、それぞれの視点から自らの「Global Startupper」としての成長を振り返り、共修が学生一人ひとりのその後の選択や行動につながっていることが伝わる、個性豊かなストーリーが光る発表となりました。

続いて行われた教職員によるパネルディスカッションでは、「What makes a Global-Start-Upper?(グローバルスタートアッパーに必要なものは何か)」をテーマに、多文化共修を実践してきた教職員や学外のステークホルダーが議論しました。多様な学生が共に学び、社会課題について考え、協働していくために必要な環境や仕掛け、そして大学が果たす役割について、さまざまな視点から意見が交わされました。

質疑応答では、会場からも質問や意見が寄せられ、登壇者と参加者が自由に意見を交わす和やかな時間となりました。

本事業では、国内での「GASSHUKU(合宿)」や海外での「DOJO(道場)」をはじめとする多文化共修を通じて、異文化理解、多言語理解、地球規模課題への理解、キャリアデザインといった「グローバルスタートアッパー」に求められる力の育成を目指しています。今回のフォーラムでは、これまでの取組を振り返るとともに、学生の具体的な成長や変化を共有することができました。

今後も、学生・教職員・地域・企業・海外協定校など、多様なステークホルダーとの共創をさらに広げながら、多文化共修の取組を発展させていきます。また、これまでに構築してきた教育プログラムや仕組みを継続的に発展させ、大学の国際化を通じたソーシャルインパクトの創出を、持続的・自走的な取組へとつなげていくことを目指します。

TGSWセッションサイト Shaping Global Startuppers: Co-Creation for Global Futures~大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業成果報告会~ – TGSW