5月30日(金)11:30-12:30に、ステューデントコモンズにて第1回グローバルスタートアップセミナー(その2)を実施しました。
本学が今後ますます大学に根付かせていくことを目指す「多文化共修」についての概要の説明では、外国人学生と日本人学生が言語や文化、専門の垣根を越えて社会問題の解決を目指して共に協働するための様々な活動についての説明がありました。

多文化共修とは何か?について説明する池田潤学長特別補佐
続いて、実際に昨年度行われた多文化共修の事例紹介がありました。今回はCiC協定校でもあるフランスのグルノーブルアルプ大学での国際デザインワークショップについて、担当の山田協太先生から活動内容、プログラムでの学び、渡航期間中の現地学生との様々な交流についての紹介がありました。

フランスでの国際デザインワークショップを紹介する芸術系山田協太准教授
さらに、EU代 科学技術フェロー・松本健氏(筑波大学修了生)からは、グローバルキャリアへの道筋や、EU代科学技術フェローとしての使命や活動内容、日本と海外をつなぐ仕事の楽しさや大変さについてお話しいただきました。質疑セッションでは、今後勇気をもって海外に飛び出すためのヒントや、学生一人一人の進路について、親身になってアドバイスをくださいました。

ご自身の研究やベルギーでの活動について紹介するEU代科学技術フェロー松本健氏
今後も筑波大学ではより多くの学生、教職員が日本、そして海外を舞台に様々な活動を展開することを目指し、多文化共修を学内に根付かせていきたいと考えています。

セッション終了後も最後まで残ってくださった学生の皆様と集合写真